関東甲信越は寒くなり大雪の予報が出ていますね。みなさま充分に備えて温かく過ごされますように。
ちょうど宮澤賢治の番組を見たので、東北の冬について思い出していました。一度、青森県弘前市で冬を過ごしたことがあるのですが、中部地方平野部で生まれ育った私は自然の厳しさに驚くばかりでした。
雪で電車が普通に運休、車を運転する前には雪を溶かして出入り口の雪かきが必要、雪は道路脇の融雪溝に捨てる、積もった雪は重い&固い!、水道は使う前に元栓を開ける、吹雪くと本当に前が見えなくなる(車を運転していてこの状態になるとむっちゃ怖い!!(ToT)/~~~)、轍の下が凍ると着地感がなくなり生きた心地がしない(ハイドロプレーニング現象?)、雪道で急ブレーキを踏むと車が蛇行する(そのままどこかに突っ込む!)、などなど。思うように出来ない・進まないことが多すぎて、生活の時間軸が変わる心地でした。また、その環境で過ごしながらも大らかな気質の津軽の方々を本当に凄いと思いました。
北海道生まれの人と話をすると、更に北上した分気候が違うので、雪が降ると放射冷却がないから暖かいと言います。晴れの日がマイナス30℃なら雪だとマイナス10℃だから暖かい、って凄い次元の話ですよね\(◎o◎)/!
本当に多様性に充ちているので「物事を柔らかく捉えた方がよい」と雪に教えられた気がしました(笑)